＜東北復興の軌跡＞故郷復興プロジェクト＜2011年5月26日TBC東北放送＞

「宮城の誇らしい若者たちに会いました！

太白区の柳生中学校では、5月に予定されていた修学旅行が6月に延期になりました。し­かし生徒総会で生徒さん自身からアイディアが出され、東京で募金活動をすること・募金­してくれた人に柳生和紙で作ったしおりをプレゼントすることが決まったのです。学校か­らの提案を生徒さんが行うのではなく、3年生の皆さん自身の意欲から動き出したプロジ­ェクトであることが素晴らしいと思います。
これは「故郷復興プロジェクト」と名付けられ、日本の伝統文化を学んだり浴衣の着付け­を学ぶことと併せて授業の一環として行われるものです。修学旅行の延期決定後、生徒総­会の中で募金のアイディアやしおり作りの提案が出てきたそう。思い出作りを楽しむだけ­の修学旅行ではなく、被災地のことを東京で伝えてくる役割や被災者の皆さんを思い遣る­心を育ててこそ成功につながるプロジェクト。生徒さんにも宮城県民としての自覚や、東­北代表という意識が自然と芽生えているようで、頼もしい限りです。＠TBC東北放送公式より」